和術慧舟會若杉道場

ミャンマーその5

とにかくミャンマー編は、とりとめとなく時系列無視で想う儘に書きます。

試合ね、負けたんです。

みんな知ってますね。

 

3ラウンドTKO負け(レフリーストップ)

人生初のダウン。

24000人の前で倒されました。

倒れていく刹那を感じ、キャンパスの凹凸を背中で感じます。

恐らくは日本人がチャンピオンに倒されたせいでしょう凄い盛り上がりです・・・・うるさい・・・・立つから黙っとけ。

物凄い喧騒です。

乗り込んできた日本人が立つ頃には場内の客の方が立ち上がり何か叫んでます。

喧騒の中、目の前でレフリーがカウントします。

カウントが英語か現地語かは覚えていません。歓声で聞こえなかったのかな?

が「今、何カウントか?」は分かるんです不思議です。

英語だったのかな?

 

今でも鮮明に覚えています。

人生初のダウン。

右足から立てて立ち上がります。

みんな普段どっちの脚から踏み出しますか?さっき登った階段は右から入りましたか左から入りましたか?

覚えてるわけねーよwwwwww

覚えてんだよこのときの事は鮮明に。

右足から立てて立ち上がりレフリーにカウント7で闘う意志を示した時にレフリーが両手を交差させました。

終わりです。

試合は止められました。

喜ぶチャンピオンがレフリーの向こう側を走ります。

 

闘う意志を示したとき眼に映る自分の両拳両前腕がリングに対して少し・・・不自然にグラついたの覚えています。

帰国後このときの映像を見ることになります。

グラついたのは腕ではなく身体でした。

 

この一件は若杉の中で大きなモノとなり、財産となり今に至ります。

負けて得られるモノも在るようです。

そして次の試合となるライト級チャンピオン招聘に繋がります。

ミャンマーシリーズまだまだ続きます。あのダイエットはキツかった・・・

 

ミャンマーシリーズは毎回同じ締め方をします

 

 

ホントこんな過酷な減量は初めてでした。

しかし苦痛より好奇心が勝ります。

とにかく・・・闘うのだ。と。

今でもケツメイシの「涙」を聴くとイロイロな想いが溢れます。

ただ、ただ、皆にも

溢れる想いを、

苦痛に勝る好奇心を

痛みを超える充実を

そんな経験をして欲しい。

戦慄

不安

苦痛

恐怖

焦燥

それを越えるモノがあるのだと。

それを伝えたくて道場で格闘技を教えています。

格闘技に興味のある人は迷わず道場に来てみて下さい。

きっと何か見つかります。

今日も明日も稽古千日勝負一瞬

モバイルバージョンを終了