続きです。
試合は組み合って払腰で投げたものの下からの十字で負けました
十字に入られる直前身体が気付いてエスケープしようとしたが、時すでに遅し。
伸びて悲鳴をあげている右肘
早くギブアップの意思表示をしなければ
と言う気持ちと
敗けを認めたくない。
と言う気持ちのせめぎあい。
この気持ちに決着を着けるのは合理性だけでしょう。
音を立てている右肘がありますがそれはまだ問題ではないでしょう。
問題なのは解除不可能な深さ強さで極まっていた事。
解除不可能なのはしょうがないです。負けを認め空いている方の手で3回合図を送り、それを確認したレフリーが試合を止めます。
応援してくれてた福岡長崎勢シーン・・・・
残ったのは壊れた右肘と、脱力感一杯の己のみです。敗者には何も残らないのです多分。
とにかく悔しかったのを思い出します。
そんな表情をしてたんでしょう写真無いけど。
控え室でしばらく考えました。
どうしてくれようか
と。
結論は、相手の道場に行ってこの肘の仇を取る。でした。
そうと決まれば話は早いです。相手が帰る前に控え室に赴き事の次第を話し、肘が治ったら行く事の了承を得ました。
後はその日までに二つの事をやります。
治す事
強くなる事
このくだりは先にオチを書きます。後何回に分けるかわかりませんが先にオチを書きます。
行ってみたら歓迎ムードで稽古さしてもらって帰りました。
当時は今のように道場間の行き来が盛んではなかったから覚悟がいりました。
試合が五月で、向こうに行ったのが・・・・・9月の終わりじゃ無かったかな?
つづく
エピソード2・犬狼編
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自分より強い奴を倒せ
そう言うこった
ForeverChallenge