と、ミャンマー付近にはコブラさえも居るそうなんで今回のBGMはコブラにちなんでーーーーサクラサク(//∇//)
そんな気分じゃない人は全然関係ないこの曲!
http://youtu.be/Te58fseD9Bc
そんなんで計量の朝を迎えます。
57,15キロ・・・ホントに気が遠くなる数字でしたが計量日に辿り着きましたダイエットツライね。
確か事前にホテルに体重計が無いことを確認して自前のヘルスメーターを持参して新美・田村・山本3選手も前日に計ったんだよな。
朝、計ったら57,1キロ・・・・・機械の都合小数点一位までしか表示されない。
コレ微妙。
本計量はどんな計りを使うのか?
天秤タイプならしょうがねー
メーターないしメーカーによって表示しない部分の内部処理が違うはずです。経験上。
該当の小数点以下の桁数は切り上げタイプ・切り下げタイプ・切り捨て・四捨五入タイプどれに当たるかわかりません。
しかし計量には小数点2位まで(57,15)必要だし、って事は内部処理で小数点3位まで計測してるはず。
自前のヘルスメーターと計量時の機械との、内部処理の捻れが怖い。
たぶんそこで出る誤差は有っても100グラム。
それが怖いぐらいにギリギリの減量(ノД`)
この写真は↑↑↑↑↑↑計量翌日の写真。取り調べじゃないよ。
そして予備計量。
こんなイベントはあらかじめ定められたら時間に計量をしますが、その時間の前に体重を量らせてもらえます。
それでクリアしてるなら、そのまま本計量を待って本計量をクリアすれば良いのです。
本計量も時間に枠があってその時間内にクリアすれば問題ないんです。
で計量会場につきました・・・・あれ?
・・・・・予備計量は?
あら?本計量?マジ?え・・・・・イヤ、ヤるしかねー
当然フルチンで量ります!オイラのキングコブラは死にかけさ!!!!!
・・・・・・・・・・
57,20
キターーーーーーッ!!!!!(゜∀゜)
とりあえずオーバー!!!!!!
さあ、死にかけの日本人が走ります。
7月の東南アジアをサウナスーツを着た死にかけの日本人がトボトボと走ります。
この季節の東南アジアなのに汗が出にくいのです。
50グラムだったからすぐに再計量してクリアしました。
後は試合までに身体を如何に戻すか!!!!早くホテルに帰って休みたい。
が、しかーし!!!!!!
リングチェックを今からする事になりました・・・・コレが後に問題となります(俺の中で)
リングチェックとはあらかじめ試合で使うリングに選手自身が上がりリングのサイズ、堅さ、ロープの張り具合、キャンパスの状態、リングからの眺めなどを確認する事です。
例えばリングのサイズ「一辺が○メーターから○メーターの正方形」と規定されます。当日使うリングは会場に行かないと判らないのです。往々にしてサイズが大きければ大きい程アウトボクサー有利。可能な範囲で小さいほどファイター有利。と成ります。つまりリングのサイズで戦術が変わってきます。
キャンパス生地も重要で足になじむ物かどうか確認します。仮に馴染まなくてもキャンパスが変わる事は無いですが馴染むか馴染まないか判っていると覚悟が違います試合前に可能な限りは情報を得たいのです繊細だから。
このミャンマー遠征は受け入れ側としては大掛かりなもので24000人収容(聞く相手によって答えが違う。東南アジアは、おおらか)の会場2日連続でヤるというモノです。まるでプリンセスプンセスのライブだなプリプリ2デイズ!!みたいな。
その影響でしょうか計量日にすでにリングが設営済みでした。
で、死にかけのままリングチェック・・・・強いて言うならロープが緩い。ぐらいかな。
問題無し。コレで思う存分闘える。
もうあれから10年
このブログの、ミャンマーその1で何となく「若杉の心の旅なんです。きっと」と書きました。本当にそのときは何となく・・・・思った通りに書きました。ブログを書くため当時の雑誌を読み返しています。負けた、あの日よりも悔しい。もし、コレが心の旅ならソレはまだ終わってないのだろう。
ミャンマーシリーズは毎回同じ締め方をします
ホントこんな過酷な減量は初めてでした。
しかし苦痛より好奇心が勝ります。
とにかく・・・闘うのだ。と。
今でもケツメイシの「涙」を聴くとイロイロな想いが溢れます。
ただ、ただ、皆にも
溢れる想いを、
苦痛に勝る好奇心を
痛みを超える充実を
そんな経験をして欲しい。
戦慄
不安
苦痛
恐怖
焦燥
それを越えるモノがあるのだと。
それを伝えたくて道場で格闘技を教えています。
格闘技に興味のある人は迷わず道場に来てみて下さい。
きっと何か見つかります。
今日も明日も稽古千日勝負一瞬